つくるもの <3>データベースシステム

ゼロワンファームは、創業当初より、MySQL/PostgreSQL/Oracle/SQLite/BigTable/Access(Windows ASP)のすべてで数多くの開発実績があり「ウェブ系のデータベースシステム開発に強い」のが特徴です。どのような案件にでも柔軟に対応できる自信があります。

その一方で、通常のホームページも数多くデザインしてきました。その流れで、美しいデザインと高度なデータベースシステムの融合が課題となり、普通のウェブデザイナーがデータベースエンジニアに変身してワンストップ制作できる「EngineerEngine」の開発に結びつきました。ウェブデザイナーがワンストップで開発できるということは、安価に制作できるということです(エンジニアの労働は高価だし、一から制作すればバグ内蔵のリスクがある)。EngineerEngineの機能は多岐にわたりますが、具体的に次のようなシチュエーションでご活用いただけます。

いま稼働している普通のホームページを、部分的にCMS化したい

実は、WordPressやMovableTypeといった有名なCMSは、この案件が非常に苦手です。「まず、CMSありき」で、「CMSでない固定ページはオマケ」扱いです。そのため、「CMS部分だけ切り離して、独立サイトのように制作」するか「サイト全体をCMSのテンプレート仕様にあわせてデザインし直し」するケースが多くなります。

EngineerEngineには「実体ファイルとは別のテンプレート」というCMS特有のややこしい概念が無いこともあって、ウェブデザイナーにとっては非常にカンタンに「既存サイトの一部をCMS化」してしまえます。

高セキュリティのシステムを構築したい

データ管理サーバーと、ユーザー閲覧サーバー(インターネット全公開サーバー)を、カンタンに分離することができます。最悪のケースで、ユーザー閲覧サーバーがハッキングで乗っ取られたとしても、データー管理サーバから「情報の一気吸い出し」ができない堅牢なシステムを作れます。データ管理サーバーは社内PCからしか操作できない「インターネット非公開」状態ですから。

これまでは、こういった「複数サーバー構成の堅牢なシステム」は熟練エンジニアが設計して運用するものでしたが、もはやウェブデザイナーレベルでも制作可能になりました。

クラウドシステムを構築したい

上記「高セキュリティの〜」と同じ原理で、ユーザー閲覧サーバーをに移設グレードアップしたり、複数台化したりが、ウェブデザイナーの手によって行えます。

クラウドクラウド・・・と騒がれていますが、サイト制作者にとっての最大の関心事は「いざ、サイト閲覧が急に多くなってきた時、データベースなどを移設しなくても負荷増に対応できるクラウドは、とっても便利」という点です。そして、EngineerEngineも「カンタンに負荷増に対応」できるシステムです。

AmazonやGoogleなど、どこまで信用できるか不明瞭な機関に「全データをあずける」のは、クライアント企業にとっては、話にならないレベルの大問題です。全データを自社所有サーバー内で管理できるクラウドシステムなら、新たなビジネスチャンスを掴めるはずです。

FlashLiteを動的生成したい

よくある「単なる、用意されたテンプレートへのデータはめ込み」ではなく、AdobeFlashを用いて自由に制作するFlashLiteを、柔軟にCMS化する仕組みです。これにより、普通のケータイでもiPhoneアプリっぽいサイトが構築できます。詳しくはこちらをご覧下さい。

あらゆる日本人に対して最高のリーチで挑みたい

各デバイス向けページ作成をウェブデザイナーが行えるため、ローコストで対応デバイスを増やせます。PC/Docomo/au/SoftBank/超古ケータイ/iPhone/iPad/Android低解像度/Android高解像度・・・これらすべてに個別対応することすら可能です。しかも、コンテンツ設計をしっかり行えば、更新作業はワンストップで済みます。

同じコストあたりのリーチの長さ(対象デバイス量)と深さ(デバイス毎の能力を最大に引き出す)で比較しても、あらゆるCMS中で最高レベルの製品なはずです。

CMSでサイト構築し、メルマガもやり、懸賞アンケートもやり、ステップメールも・・・

余裕です。もともとが「データベースサイト構築をカンタンに」という発想の製品ですから、データ同士の横の繋がりも得意です。懸賞アンケートから収集したメルアド群に対してステップメールをしかけ、そこからメルマガ会員に導いてゆく導線も、「ユーザーにとって一番ストレスない遷移で」構築できます。

容易で安価なカスタマイズ

開発元は弊社です。奥深くの機能に至るまで、案件にあわせて柔軟にカスタマイズできます。開発元ですから、調査費用も不要で、かなり安価に済みます(WordPress等のプログラムカスタマイズをソフト会社に依頼した場合に比べて)。